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山魔の如き嗤うもの

6点。冒頭に登場人物の1人である郷木靖美の原稿があり,郷木靖美が忌山で体験した怪奇現象が語られる。その後,本編で六地蔵の童謡の見立てで連続殺人が起こるという派手なプロット。怪奇現象についても,一応,合理的な解決が示され,見立て殺人についても,いくつもの推理が重ね合わされるように示され,驚きの真相が最後に示される。時代設定が1954年ということもあって,古き良き時代の怪奇要素を含んだ本格ミステリとして楽しめる。怪奇現象への合理的解決がやや物足りなかった点や,真相の示し方が込み入り過ぎていた点がマイナス


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翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件

9点。「蒼鴉城」という,いかにも本格ミステリに出てきそうな怪しげな館を舞台に,怪しげな登場人物が,次々と殺害されていく。その連続殺人事件を木更津裕也とメルカトル鮎という二人の名(銘)探偵が推理する。本格ミステリ好きにはたまらない設定。その真相は…まさに驚愕。麻耶雄嵩のデビュー作ということもあって,さまざまなアイデアがふんだんに取り入れられたサービス精神旺盛な作品に仕上がっている。どう推理してもこの真相にたどりつくのは困難(不可能)だと思われ,そういった意味でアンチミステリともいわれているけど…面白かった。


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殉教カテリナ車輪

7点。絵の主題を読み解く図像学と不可能犯罪=密室殺人事件を融合した構成は非常に面白い。作品全体に漂うひんやりとした雰囲気もいい。「殉教」,「車輪」などの絵の謎解きを作中で登場人物が行うシーンはオリジナリティもあり,面白かった。反面,「物語」としては,登場人物の描写がやや薄っぺらく,それほど感情移入できなかった。島田荘司あたりが,このトリック・プロットで書いていたら,もっと違った雰囲気の作品になっていただろう。総合的に見ると結構好みの作風で,他に類を見ない「ミステリ」としては十分に楽しむことができた。


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アモンケット ゲームデー

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2-2で7位。なんとか,「栄光をもたらすもの」のプロモカードを手に入れた。

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戦力外捜査官


6点。テレビドラマ版を先に見ていたのだが,ドラマの印象よりよくできたミステリだった。主人公の「海月千波」の設定や,コンビを組んで捜査をする設楽巡査の存在などは,テレビドラマ版と大差はなかったが,終盤部分の盛り上がりがテレビドラマ版以上。反面,前半部分の連続放火事件と,後半部分の盛り上がりのつながりが希薄。全体の構成は,もっとすっきりできたかも。傑作というほどではないのだが,安心して読めるデキ。ただ,設定全体が漫画的で,どこかで見たような印象がある点と,個々のキャラクターの個性がやや弱い点が難点か。

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