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2005年11月05日

狂骨の夢…感想
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 推理しながらじっくり読もうと思っていたのだが…いっきに読み切ってしまった。

 …というわけで感想とレビューを。なお,ネタバレはしないようにします。

 この作品を読んで思ったのは,京極夏彦は島田荘司の影響を結構受けているのではないかということ。

 幻想的な謎があって,どんどん意味不明な事態が発生し,最後は論理的な解決を当て,憑き物がおちる,ということである。

 全体的にあまりにご都合主義的な部分があって,それはちょっと…と思うこともあるが,物語として面白いので納得してしまう。島田荘司の『斜め屋敷の犯罪』に近い雰囲気があるのではないでしょうか。

 宇多川朱美が見る不思議な夢,もう一つの人格。首を切っても切っても復活する死体…。

 降旗が見る,骸骨の周りで性交を行う男女…という謎の夢。

 白丘が体験した,骨を捜している謎の神人との出会い…。
 
 木場達警察が捜査する『金色髑髏』,『謎の生首』,『集団自殺事件』。

 宇多川崇殺人事件…逮捕される朱美。

 伊佐間がたまたま訪れた謎の寺。

 朱美が行った(?)8年前の殺人…。

 姿を現す謎の憲兵。

 謎の復員服の男。

 血まみれの神主…。

 これらのまったくつながりのなさそうな事項が,『髑髏』というキーワードのもとで一気に収束していく憑き物落としは圧巻。なんだかんだいっても,面白い本だった。

 しかし,推理小説としてはどうでしょう?歴史的な知識がないと絶対に結論に至ることはないし,何より,犯人がだれ?というサプライズはないわけだし。面白い本=よくできた推理小説ではないということでしょうね。

読後の満足度 88点
 

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いつも見ています。いつも更新凄いですね。僕も頑張ります。ここのところ寒いので体に気をつけて下さい。また拝見させて頂きます。

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■「狂骨の夢 上中下」京極夏彦

分冊文庫版。シリーズ3作目。夫を四度殺した女、朱美。極度の強迫観念に脅える元精神科医、降旗。神を信じ得ぬ牧師、白丘。なんとなく前2作と雰囲気が違う?と思ったら、どうやら人称の違いのようです。さらに新たな人物を加えて、夢と現実の交錯する世

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