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万能鑑定士Qの事件簿 9

6点。日本でモナ・リザ展が開催されることになり,その臨時学芸員の候補者に凜田莉子が選ばれる。モナ・リザについてのうんちくも豊富。話の展開も意外性がある。起承転結で描かれた,基本的なよくできたお話というイメージ。映画原作ということもあって,シリーズの代表作という位置付けだが,個人的な評価はそこまで高くない。途中の展開がやや冗長なのと,莉子が鑑定能力を失うくだりなどに,あまりリアリティを見出すことができなかった。面白くないわけではないが,シリーズ中でも平均的なデキの作品だと思う。小笠原が活躍する点はよい。


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万能鑑定士Qの事件簿 8

5点。莉子の故郷の波照間島の議会を相手に,海水淡水化の発明を,12億円で売るという台湾人が現れる。連絡を受けた莉子は怪しいと思い,台湾へ向かう。莉子と莉子の同級生の葵と結愛,台湾で知り合った美鈴という女性が協力して台湾で人探しをする。それぞれのキャラクターの魅力もあって,それなりには楽しめる。ただし,話全体を支えるトリック=海水淡水化の発明のトリックは,短編小説で使いそうなアイデア。このアイデアでここまで話を膨らますのはさすがだが,捜査過程も,緊張感に乏しい。シリーズ全体ではやや下位のできかな。


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万能鑑定士Qの事件簿 7

6点。純金が無価値の合金に変わってしまう「逆錬金術」事件。この事件が,脱税でため込んだ財産を狙う一味によって行われている。そして,次に狙われるのは新進気鋭の出版社「ステファニー出版」。万能鑑定士,凜田莉子は,マルサの依頼を受け,ステファニー出版に入り込む。そのほか,小説盗作事件,時価5億円のペンダント紛失事件など,魅力的な謎が詰め込まれている。まるで短編集のように,良質の謎と解決を詰め込みながら,全体としては逆錬金術


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万能鑑定士Qの事件簿 6

7点。万能鑑定士Qである凜田莉子のライバル,万能贋作家の雨森花蓮が登場する。74番目のMaking New Counterfeit(=新たな偽物作り)略してNMC74に取り掛かる花蓮と莉子の対決が描かれる。これまでの犯人役は,明らかに莉子より格下の相手ばかりだったが,花蓮は莉子と互角以上の知識,知能,観察力を有する。花蓮のキャラクターの造形も非常に魅力的であり,楽しめる。ミステリとしては,NMC74とは何の贋作なのか,この点が焦点となっている分かりやすい作り。やや冗長に感じる部分はあるが,十分面白い。


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万能鑑定士Qの事件簿 5

7点。凜田莉子は,お盆休みを利用し,パリに旅行する。旅行には,高校時代の恩師,喜屋武が同行する。そして,フランスでは,莉子の同級生で,料理人の修行をしている楚辺のアパートに泊まることになる。楚辺が修行している老舗レストラン「ベランジェール」で食中毒事件が起こり,楚辺を助けるために,莉子と喜屋武がパリを駆け巡るというストーリー。謎はそこまで魅力的なものではないが,テンポよく捜査が進む。ときおり挟まれる雑学も面白く,フランスを舞台にしているので,マンネリ感も薄い。真犯人の意外性もありなかなかのデキ


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